2024-2025年度 クラブ会長方針 「Done is better than perfect」
東京広尾ロータリークラブ
2024-25年度会長 今井 美由紀
ステファニー・アーチックRI会長が、ドミニカ共和国の家庭に浄水器を設置した際、現地の子どもに言われた「もう一度、魔法を見せて」の一言から、今年度のRI会長テーマ「The Magic of Rotary」が生まれました。
私は児童養護施設で暮らす少年の週末里親をしています。少年はネグレクトにより精神安定剤を服用していましたが、今は服用をやめ、進路の相談をしてくれるようになりました。少年は奨学金を取得して大学へ進学するという目標を持ち、私はその成長を支援しています。
奉仕活動において、個人としての支援は限られていますが、ロータリーという大きな組織の力を借りることで、より大きな支援が可能となり、マジックな展開が起こりうると信じています。
今年度は3つの奉仕活動を計画しています。会員全員で「The Magic of Rotary」を体感したいと心より願っています。
伊藤千恵ガバナーは地区テーマに「飛び立とう!原点を心に」を掲げられ、原点を大切にしつつ変化にチャレンジする年度に!と語られました。
このテーマのもと、東京広尾ロータリークラブは、「Done is better than perfect」をクラブテーマに掲げました。完璧を目指すよりもまずは実行して、改善を続けることがより重要であるというマーク・ザッカーバーグの言葉です。日本では失敗を許容しない文化が根強くありますが、私たちのロータリー活動では、最初から完璧を目指すのではなく、まずは実行し改善を続けることで、持続可能なより良い変化を生み出していきます。
今年、東京広尾ロータリークラブは創立25周年を迎えます。「Done is better than perfect」をテーマに4つの重点施策に取り組みます。
1.会員基盤の強化:メンター制度を導入し、新会員がロータリーの基本理念と活動を理解しやすい環境を整えます。幅広い年齢層や男女比、国際色豊かな会員構成を活かし、全員でクラブ運営に参加し、さらなる発展を目指します。
2.クラブ認知度の向上:Instagram、X 、Facebook等の多様なSNSを通じてクラブの活動情報を継続的に発信し広く周知することで、クラブのプレゼンスを高めます。
3.魅力的な例会運営:「来てよかった、ためになった」と会員満足度の向上に繋がる幅広い分野の卓話や、親睦を深めクラブの活性化を促進するユニークな移動例会を企画、運営します。
4.奉仕活動の実行:ケニア水支援プロジェクトのクロージング、乳がん撲滅運動の継続に加え、新たに「渋谷区高齢者施設への軟骨伝導イヤホン寄贈ブロジェクト」「チェンマイに暮らす子供達の識字率向上プロジェクト」を開始します。創立25周年記念奉仕では、認知症の高齢者を音楽の力でサポートするMusic Mends Mindsの日本ローンチを計画しています。
東京広尾ロータリークラブがさらなる発展を遂げられるよう、「Done is better than perfect」のスピリットで活発に活動をして参ります。